梅干し準備
以前、6月梅狩りの様子をお伝えしました。
その時梅は青かったので、追熟させる為にしばらく置いておきました。
その梅が数日すると色が少し黄色味がかり、梅の爽やかな香りもしてきました!
傷などが無い綺麗な梅を選んで梅干しにすることにします(^^♪
<梅の下処理> は、
・選んだ梅を優しく洗ってから3~4時間水に浸けてあく抜きをする。
・その後ザルにあげて、水気を綺麗に拭きとり、竹串で梅のヘタをとる。
・しっかり乾燥させる。
(※ここまでしてから冷凍しておいて、シロップ等に使う事も出来ます)
・重さを計り塩の量を決める。(今年は14%の塩分にしました)
・清潔な容器(又は密封袋)に、塩→梅→塩→梅…という風に塩と梅を交互に入れて、
最後に残った塩全部をふる。
・梅と同じ重さの重しをして、水分が上がってくるまで置いておく。
(一日一回、上下を返します)
(※密封袋の場合、閉じ口部分は上に折り返しておくと、出てきた水分が漏れにくいです。)
・二、三日で水分(梅酢)があがってくるので、梅全体がしっかり梅酢に浸かっている状態で、
赤紫蘇が準備出来るまで常温で保存しておく。
(※梅がしっかり浸かる程梅酢が出ていない場合は、去年の梅酢又は市販の梅酢を足します。)
梅の下処理はこんな感じです(^^)
次に、
<赤紫蘇の塩漬け> です。
立派な赤紫蘇が直売所で売られていました♪
この時期だけのものなので、見つけた時にはすぐ買い!
風家に戻って早速処理です(^^)/
・枝から葉を外す。
・葉を水洗いし、しっかり水分をとる。
・葉の重さを量り、塩を準備。
(葉150g~200gに対して自然海塩50g程)
・ボールに赤紫蘇を入れ、分量の1/4量の塩をふって、
体重をかけながら強く赤紫蘇を揉む。
(最初はなかなか葉がまとまりませんが、次第に水分が出てきてまとまってきます。)
・揉んでいくと黒っぽい汁が出てくる。
この黒っぽい汁を捨て、また1/4量の塩をふって揉み、汁を捨てる。
これを計4回繰り返す。
(そうするとだんだん汁の色は綺麗な紫色になってきます。
ここでしっかり処理をしておくと、この後綺麗に発色します。)
ボール二杯分あった赤紫蘇がこんなにかさが減ります!
ここまでが赤紫蘇の塩漬けです。
ここから <梅の本漬け> に入ります(^^♪
梅はしっかり梅酢があがって、梅が浸かっている状態です。
この梅酢を、揉み終わった赤紫蘇に適量加えます。
すると♫
綺麗な赤に発色します!(^^)!
この赤い梅酢と赤紫蘇と梅を一緒にして重しをし、
土用干しの期間まで置いておきます(^^)/
(※今年は7月20日~8月7日が土用の期間です)
今の状態は”梅漬け”
これを三日三晩干すことで”梅干し”が出来上がります!
今年も4キロの梅を仕込みました。
去年のものもそうですが、市販の梅干しより塩分は高めです。
塩はちょっと贅沢にミネラル豊富で製法にこだわって作られた
自然海塩を使ってます♡
夏のミネラル補給や、日ごろの体調管理に梅干しを活用して下さいね(^^)/
去年の梅干しもまだ残っていますが、
こうして新しい梅干しが出来てくるのは楽しみです♪
去年の梅干しづくりの様子を
動画 ”やまとのふね畑活チャンネル” の「梅ぼしづくり2022」で紹介しています。https://www.youtube.com/watch?v=p2qWYysa1yY
同チャンネル「梅狩り2022」で、梅シロップ作りも紹介しています。
https://www.youtube.com/watch?v=tSlFM9qGR90
宜しければあわせてご覧ください(^^)/