自分リセットしませんか?自然な自分を取り戻すために。

Facebook | 和の風家 Instagram | 和の風家

鬼柚子

 

 

先日、いただいた旬のもの「鬼柚子」♫

見たことが無い方も多いのではないでしょうか(^^;)

 

とても大きな柑橘です!(^^)!

 

名前に「ゆず」と付いていますが、柚子ではなく「文旦」の仲間だそうで

「獅子柚子」とも呼ばれます。

 

10月中旬から12月中旬頃が収穫時期

普通の柚子の5倍⁉6倍⁉ 物によってはそれ以上の大きさかもしれません!

 

 

こんな大きな実が沢山ぶら下がっている木をみると、なんだか気の毒になります(苦笑)

 

 

「鬼柚子」又は「獅子柚子」

この「鬼」や「獅子」が ”邪気を払う” ことや

実が大きいことから ”実入りがいい(→千客万来)” という

縁起物として、

家や店頭に飾ったりして、観賞用に使われる事も多いそうです。

 

 

切ってみるとこんな感じです!

表皮と果肉の間の綿状の部分がかなり分厚くなっていて、

果肉部分は少ないですね。

この状態をみると、文旦に似ているなぁと。

 

この綿状の部分には”へスぺリシン”という柑橘類に多く含まれるポリフェノールの一種が多く含まれるそうです。

 

”ヘスペリシン”は、

血流改善や新陳代謝の促進などの健康効果があるとのことなので、

外皮と綿状の部分も食べるといいですね(^^♪

 

 

香りや果肉の酸味は、柚子ほど強くありませんし(それなりに酸っぱいですが)、

甘味もありませんので、生食用にはむいていません。

主に加工して食べます。

マーマレードジャムや、皮の部分をピールにしたり、砂糖漬けのように煮たりして使います。

加工のやり方としては柚子と似ています。

 

 

今回は、こちらの黒糖を使って、鬼柚子を煮てみました(^O^)

 

 

 

まず始めに外皮をよく洗います。

 

 

次に薄くスライスし、重さを量っておきます(後で黒糖の量を計算します)。

果肉を外してスライスすることもあるようですが、そのままスライスしました!

 

そして苦みを和らげる為に、たっぷりのお湯で茹でこぼします。

(沸騰したお湯で5分ほど茹でて、ザルにあげてお湯を切ります)

鬼柚子をお鍋に戻しておきます。

 

 

黒糖を計量します。

スライスした後に量った重さの40~50%の量の黒糖を使います。(甘さはお好みです)

今回は800gでしたので、黒糖を350gにしました。

量った黒糖をお鍋に入れて、茹でこぼした鬼柚子と混ぜてしばらく置いてなじませておきます。

 

 

 

しばらくすると、水分が出てきた感じになるので、中火にかけます。

クツクツしてきたら、蓋をして弱火におとして煮ていきます。

焦げ付きやすいので様子を見ながら行ってくださいね♪

 

(※水分が少ないようなら、焦げ付かない程度に少量水を足しながら煮ます。)

 

 

20~30分煮ていくと、綿の白い部分が透き通ったような感じになり

出来上がり‼

 

 

 

 

全体にい~い艶の、程よい甘さに仕上がりました♡(*^^*)♡

 

そのまま食べても良し♪

パンやクラッカーに、クリームチーズと一緒にのせて食べても良し♪

紅茶や葛湯、ヨーグルトに入れても良し♪

刻んでお菓子を作る時や、ドレッシングに加えても良し♪

 

一度に沢山出来たので、色々な食べた方、使い方をして楽しめそうです(#^.^#)

 

「鬼柚子」が手に入った際には、是非お試し下さい!