秋の手作り体験
今年も残り少なくなりました。
今年の秋は気温の高い日も多く、カメムシが大量発生でした(-_-;)
12月に入っても、20℃程の日もあったりと、
日によっての寒暖差が大きい秋から初冬になりました。
12月の上旬の晴れた日に、
今年も風家の雪囲いをして冬支度。
中旬に入り初雪が降って、ついに本格的冬の到来!を感じさせる天候になってきました。
11月
柿が旬の時期に、
軒下に柿が沢山吊るされている家があちこちに見られ、
「ここのお家はこんな風に吊るすのか!」「ここは今シーズン2回目だなぁ!」
などと思いながら、それぞれの家の干し柿が出来るまでの変化を楽しんでいました(*^^*)
毎日干されている柿の様子を見ているうちに
「風家でも作って食べたい!」と思い、
滞在中のお客様と一緒に”干し柿”を作ることに(^^♪
この時期、野菜の直売所には沢山の甘柿・渋柿の両方が売られていました!(^^)!
大きさや種類も色々ありました。
干し柿用の渋柿を一袋買うと、
大きめの物が10個入っていました。
みんなで、包丁やピーラーを使って皮をむきます。
この時、枝の部分を残しておきます。
みなさんが手際よく皮むきをして、
残しておいた枝の部分に紐を結びます。
その後、殺菌・防カビの為に、柿の表面を焼酎で拭きました。
(熱湯にサッとくぐらすやり方もあります)
準備が出来たら、日当たりの良い窓際に、
重ならないように吊るしました。
天気の良い日には窓を開けておきました。
日に日に表面の質感や、表面の色が変化します。
表面がしっかり乾いた頃から、一日一回全体を指で優しく揉みます。
(強く揉みすぎて中身が出ないように…)
こうしておくと、均一に柔らかくなり熟成します。
二週間程経った頃に、丁度よい固さになったので完成としました!
干し柿と言っても
粉がふいて表面が白っぽい物、
実が大きくふっくら柔らかい物、
こげ茶色や黒っぽく固い物、
様々なタイプの物があります。
手作りすると、自分の好みで仕上げる事も出来るので嬉しいですね。
今回はカビる事もなく、綺麗な状態で仕上がりました(#^.^#)
中は綺麗なオレンジ色で甘味もしっかり、ねっとりした質感も良く、
美味しい干し柿が出来ました‼
このまま食べてもよし、大根なますなどお料理に使ってもよし(^^)
今回は渋柿を干して甘くしましたが、
干す以外にも、
下手の部分に焼酎などのアルコールをつけて袋や箱に入れて密閉しておくやり方や、
お湯につけておく、炭酸ガスを使う、などの方法もあるそうです。
柿以外に干し物として、
焼き芋を”干し芋”にしたり、
大根を千切りにして”切り干し大根”にして楽しんでみた秋でした♫
知恵と工夫で美味しくいただく♪
その方法や過程を知ることで、いただく時に楽しみとありがたみが増えます(*^^*)