自分リセットしませんか?自然な自分を取り戻すために。

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畑の様子

 

年が明けた1月5日

 

 

風家は除雪車が入る位の積雪がありました。

 

 

その後は天気も回復し、それ以上積もることは無く、溶けていきました。

 

 

雪が残していった物は、

畑の鳥獣対策用に張ったネットを落としていく…という状態でした”(-“”-)”

 

 

 

 

 

その後は天気も比較的よく、雪も積もることは無かったので、

とりあえず中途半端にぶら下がっていた部分を外すことにしました。

 

積雪量としては少なかったのですが、

 

結束バンドでは弱かったか・・・

 

 

 

 

 

こちらの畑には、白菜・蕪・大根・ほうれん草・ブロッコリーなどが育てられています。

 

 

 

 

この日も帰りに少々いただいて帰りました(^^♪

 

 

 

 

 

 

1月20日 太陽の出る良い天気だったので、再度畑を見に行ってみました。

 

この畑に植えた玉ねぎやにんにくの芽は立ち上がっていて、元気そう♪

 

こちらは、左がアスパラ、右がらっきょうの様子です。

 

 

 

スナップエンドウを植えた列はというと・・・

 

こんな芽が綺麗に整列して出てきていました(^^)/

 

この日も天気が良かったので、鮮やかな緑の芽を見て、

なんだか春先の景色を見ているようでした♪

 

小さく輝く芽

可愛い~♡♡♡

 

 

1月下旬、2月

これからまだまだ積雪の可能性がある時期です。

 

ネットを張りなおすのは、春になってから。

その時期は野草などの芽吹きの時期にもなりますので、

一緒に作業をしたり、山菜・野草の収穫をしたりしに、風家に来てくださいね(*^^*)

 

 

その時期まで、しばし厳しい寒さを乗り越えていこう・・・💧

 

 

ワークショップ

 

 

1月13日

この時期とは思えないほんわかぬるいような気温。

手の霜焼けが少し回復してくれそうで、

このまま春に向かう⁉みたいな期待をしてしまいます(^^;)

 

朝晩霧で真っ白になったり、朝は霜で田んぼなどが白く凍ってる!

そんな気温差の大きい日が続く今年の1月です。

 

 

 

この日、以前から和を利用いただいている地元の親子さんが、

風家に新しいお客様を連れてきて下さいました。

 

(実は初めてのお客様を見て、「どこかで会っているなぁ…」と思っていたら、その方も同じように思っていたそうで、以前からご縁があった方のようです♡(笑))

 

 

そしてこの時の合宿中のお客様と皆さんで、

お昼ご飯を調理し、食べ、お茶をしながらのトークタイム♪

といった時間を過ごしていただきました(*^^*)

 

 

自己紹介を交えたお話の後、調理を開始(^^)/

 

 

献立は

・玄米ご飯

・出汁をとらずに作るお野菜たっぷりお味噌汁

・切り干し大根の煮物

・蒸し野菜のサラダ

・蕪のソテー

 

玄米ご飯は、風家での羽釜炊き体験をしていただきました。

 

 

玄米は洗ってから一晩浸水し、炊く前にお水を変えて再度軽く洗い、水と塩を加えて炊きます。

 

 

 

台所では、

野菜のエネルギーを調える事を意識した切り方・炒め方・煮方など聞いていただきながら一緒に調理。

皆さん普段からご家族のご飯を作られているお母さんなので、調理はお手の物‼

 

 

いつもと違うやり方にもテキパキと対応!さすがです(^O^)

 

 

切り干し大根を生で試食、戻し汁を試飲し、「甘いね~!」と笑顔に(*^^*)

 

 

 

そして、完成~♡

 

 

皆さんで一緒にいただきま~す(^^♪

 

 

 

戻し汁を使った切り干し大根の煮物は、大根の旨味・甘味に塩と醤油で味付け。

 

お野菜の旨味や甘味を生かしたお味噌汁には、三種類のお味噌をブレンドしました。

コクがあって体が温まるお味噌汁になりました♪

 

蕪は和がお世話になっている畑から収穫したもの。キメが細かく瑞々しい蕪をフライパンで焼き、玄関先で育てているイタリアンパセリで作ったソースをかけて。

 

蒸し野菜はいただいたみかんの果汁を使ったドレッシングでさっぱりと。

 

 

いつもモリモリ食べてくれる小さなお客様。

この日も自分で上手にお箸やスプーンを使って、勢いよく食べてくれていました!(^^)!

気に入ってくれて良かった~!

 

 

 

 

食事の後は、ちょっとしたデザートとお茶を飲みながらのお茶会を♬

 

普段の体を調える為の食事作りの基準や食材の選び方などのお話をしたり、

皆さんの日頃の生活あるあるをお話しいただきました(^^)

 

今回参加いただいたお母さんもそうでしたが、

家族の食事を作っている人は、

家族の年齢や好みに合わせて、いくつもおかずをそろえたり、

家族の食事時間が違う為に、一日何度も台所に立つなど、

自分の事より食べる人を優先する。

そんな方達が多いです。

 

 

味の好みは家族といえども人それぞれ・・・

みんなに合う物を作るというのはなかなか大変です💧

 

ご家族を思う大きな愛情をいつも感じ、頭が下がります( ˘ω˘ )

 

 

作る人の状態が作る物に入る(料理に限らず)と考えていますので、

相手のことを大切に思い食事を作るように、自分自身が喜ぶ自分のご飯を作ったり食べたりして、

自分が元気でいる事も大切にしていただきたい、ということもお伝えしました。

 

 

 

風家では今回のように、

野菜を中心としたメニュー、調理の仕方、いただき方などを

お伝えしています。

 

調理が得意、苦手に関わらず、楽しい時間として一緒に過ごしていただきたいと考えてます(^^♪

 

 

今回ご参加いただいた皆様、ありがとうございました(^^)/

今日の体験が日々の生活のお役にたてば幸いです♡

 

 

「人日(じんじつ)」の節句

 

1月7日

風家に今年最初のお客様が来られました!(^^)!

周りには雪が少し残っていて、屋根からの雪解け水がポタポタと落ちてきている、そんな日でした。

 

この日は「人日(じんじつ)の節句」で、満月です♪

「七草の節句」と言って、年に五節句あるうちの、その年最初の節句です。

「人日の節句」と言われてもピンとこない人もいると思いますが、

”七草がゆを食べる日”

と言われれば分かる!知っている!という人も多いでしょう(^^)/

(私もその一人です(^^ゞ)

 

 

七草は早春にいち早く芽吹くもののようですが、さすがに全部を外で採るというわけにはいかないので、

スーパーで売られている七草セットを購入してきました♪

 

 

 

中はこんな感じで入っていました。

 

 

 

出してみて、「どれがどれだ⁉」としばらく選別・・・(^^;)

 

 

 

この季節に若菜が生える七種類

 

「せり、なずな、ごちょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」

 

これらを”春の七草”と言って、七草粥に入れます。

七草の歌もあるようです!(*^^*)

 

前回のおせちの時にも、食材に色々な意味や願いがあるとお伝えしましたが、

この七草にも

 

せり(芹):競り勝つ

なずな(薺):なでて汚れを取り除く

ごぎょう(御形):仏の体

はこべら(繁縷ら):繁栄がはびこる

ほとけのざ(仏の座):仏の安座

すずな(鈴奈):神を呼ぶための鈴

すずしろ(清白):汚れのない精白

 

という意味合いを持っています。

 

それと同時に、体の疲れをとる、年末年始に疲れた胃腸を休めるなどの、薬効もあります。

和製ハーブとも言われるそう。

 

 

 

「人日(じんじつ)」とは、「人を大切にする」という意味を持つため、

お粥で自分の体を労わる、そんな日なのでしょうね(^^)

 

 

 

この日の風家の夕飯も、七草粥にしました♬

 

お粥はお米からコトコトと炊くのが美味しいですが、この日は酵素玄米があったので、

それを使ってお粥に(雑炊かな)しました。

 

七草はすずな(カブ)、すずしろ(大根)を薄くスライスし、酵素玄米と一緒に炊き、葉物は刻んで塩をしておきました。

柔らかく炊けたところで、葉物の水分を軽く切って混ぜて出来上がり♪

 

見た目は茶粥のような色の七草粥になりました~(^^)/

七草の青っぽい香りもいい感じ!

 

 

一年の初めに今年の無病息災を願って、自分や家族の健康を考えた食事をいただく。

 

 

こういった風習をみてみると、節目節目において、

自然と自分自身を調和させる事が生活の中に取り込まれているんだなぁと感じます。

自然を大切にし、自分を大切にする。

 

 

風家でも、出来るだけこの様な風習・習慣を、一緒に体験していただきたいと思っています。

 

今年一年、皆様が健康で元気に過ごせますように

 

 

お正月

 

年が明けて、

風家の辺りでも薄っすらと雪が積もりました。

 

 

お正月といえばおせちにお雑煮ですね(^O^)

 

元旦

毎年、和のお昼ご飯は、ひじきさんの作るお雑煮をいただきます!

 

お雑煮は、お祝い事や特別な「ハレの日」に食べる「ハレ」の食べ物で、

年神様にお供えしたお餅や野菜を、その年の最初に井戸や川から汲んだ「若水」と、

新年最初の火で煮込んで元旦に食べたのが始まりだそうです。

 

 

お雑煮といえば、日本各地やそれぞれの家庭によって様々ですよね♪

 

                  (「御食国若狭おばま食文化館」展示物より)

 

 

毎年和に来られた方々が、自分の所のお雑煮トークで楽しいお昼ご飯となるんですよ(^^♪

それを聞くのも楽しみですし、色々なお雑煮を食べ比べてみたくなります‼

 

 

 

                  (「御食国若狭おばま食文化館」展示物より)

 

福井県の若狭地方のお雑煮は、

”味噌汁に煮た丸餅、そこに黒砂糖を入れ、具は無し” 

というスタイルです! (かつお節をのせることもあります)

 

昔は貴重だった黒砂糖を、お正月の「ハレの日」にかけて食べたんですね。

 

 

 

「和が断食道場だから具が入ってないわけではありませんので‼」

と説明すると、皆さん驚かれます(^^;)

 

ひじきさんが作るお雑煮も、白味噌ベースの甘めの味噌汁に丸餅とかつお節、というシンプルですよ♫

(私の家では、栃の実を練りこんだ”とち餅”を好んで入れたりもします♡)

 

 

 

そして元日の夕飯は、

 

 

おせち料理を召しがっていただいています。

 

 

おせちの食材として使われるエビやごまめなどは使わず、お野菜やお豆類等で作っています。

野菜の飾り切りや細工、盛り付けなど、みなさんに手伝っていただきながら仕上げています(^^)

 

 

 

おせち料理は、

豊作の感謝を込めて、その土地で採れた食材をお供えし

その後に神様からのお下がりとしていただく料理です。

神様にお供えした食べ物を「御節供(おせちく)」と呼び、それがおせち料理のルーツとも言われています。

 

「めでたさを重ねる」という意味も込めて、重箱に詰められるんです

(どの段に何を詰めるか決まっています)

 

 

 

そして料理の食材やメニューには、

”五穀豊穣” ”無病息災” ”子孫繁栄”

などの願いが込められています。

 

最近はお雑煮やおせち料理を食べない人も多いかもしれません。

時代に合わせて、中華や洋食のおせち重や、一人分のおせち重など、種類も豊富になりました。

 

 

 

お雑煮やおせち料理のように、

昔から伝え受け継がれてきた食文化や歴史は、先人の自然と共に生きるうえでの感謝や、人々の健康・

平和な生活・世の中にたいする願いなどが詰まっています。

 

お料理をいただく時に、そこに込められた意味などを知った上で一つ一つ味わってみると、

自分の身体に入った時に、そういった想いのエネルギーでも満たされるように感じます。

 

 

風家の年末の様子

 

2023年も明け、新年がスタートしました。

お休みモードから通常生活モードの切り替えは出来てきましたでしょうか…

 

 

 

 

昨年末、北陸地方などでクリスマス辺りから大雪に見舞われた地域も沢山ありましたが、

風家のある福井県若狭町は

雪が積もることもなく、穏やかな天候のまま年末を迎えることが出来ました。

 

 

そして、風家ではスタッフの忘年会&誕生日会を♪

 

 

ひじきさんの一言の後、みんなでゆっくり食事をしました(^^♪

「こんな風にスタッフで忘年会と誕生日会をするのは、ここ十数年の中で初めての事やなぁ」と。

 

 

 

福井県の冬の味覚といえば”蟹”が有名ですが、”牡蠣”も美味しいです。

この時もいただいた牡蠣があったので、玄関先で薪で焼き牡蠣にしていただきました(^^)/

 

 

 

 

 

毎年の和の年末といいますと、来ていただいている皆様に蕎麦を手打ちしていただき、

夕飯に年越し蕎麦として食べていただくのが恒例です♫

 

 

福井県は、辛み大根で食べる”おろし蕎麦”が有名で、

『「そば」がおいしいと思う都道府県』で全国一位‼ しかも二連覇‼

 

そんなお蕎麦の美味しい所でもあります!(^^)!

 

 

皆さんに打っていただく年越し蕎麦もとても美味しく、毎年楽しみにしています(^^♪

今年の年末に風家で過ごされる際は、是非蕎麦打ち体験も楽しんでいただきたいと思います!

 

ちなみに、和の年越し蕎麦には、

大根おろし、たっぷりのかつお節、梅干し、ねぎを入れて食べますよ~!

 

お楽しみに(^O^)/

 

 

2023年 迎春

 

 

昨年は和にとって、長年活動してきた場所を移転するという、大きな変化の年でした。

春からは古民家「風家」を”自然と食と意識を学ぶ場”の拠点として新しくスタートいたしました。

 

美しい自然に囲まれ、四季を感じながら過ごせる場所であり、

時間が穏やかにゆっくり流れていく、そんな場所だと感じています。

 

 

今年は自然農法の畑で、野菜などの栽培が本格的に始まります。

栽培し、収穫し、いただく。

そういった自然との調和・循環を更に体験していけるのではと、楽しみにしています♪

 

 

 

今年は干支でいうと「癸卯(みずのと・う)」年です。

”飛躍” ”向上” ”成長” ”厳しい冬が終わり、春の兆しが訪れる”

などといった、縁起の良い年であり、

”新しいことを始めると良い”年でもあるそうです。

 

 

和でも昨年以上に変化・成長の一年となるよう

オンラインでの講座や風家での滞在を通して、

皆様と一緒に実りある時間を過ごしていけたらと思っております。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

鬼柚子

 

 

先日、いただいた旬のもの「鬼柚子」♫

見たことが無い方も多いのではないでしょうか(^^;)

 

とても大きな柑橘です!(^^)!

 

名前に「ゆず」と付いていますが、柚子ではなく「文旦」の仲間だそうで

「獅子柚子」とも呼ばれます。

 

10月中旬から12月中旬頃が収穫時期

普通の柚子の5倍⁉6倍⁉ 物によってはそれ以上の大きさかもしれません!

 

 

こんな大きな実が沢山ぶら下がっている木をみると、なんだか気の毒になります(苦笑)

 

 

「鬼柚子」又は「獅子柚子」

この「鬼」や「獅子」が ”邪気を払う” ことや

実が大きいことから ”実入りがいい(→千客万来)” という

縁起物として、

家や店頭に飾ったりして、観賞用に使われる事も多いそうです。

 

 

切ってみるとこんな感じです!

表皮と果肉の間の綿状の部分がかなり分厚くなっていて、

果肉部分は少ないですね。

この状態をみると、文旦に似ているなぁと。

 

この綿状の部分には”へスぺリシン”という柑橘類に多く含まれるポリフェノールの一種が多く含まれるそうです。

 

”ヘスペリシン”は、

血流改善や新陳代謝の促進などの健康効果があるとのことなので、

外皮と綿状の部分も食べるといいですね(^^♪

 

 

香りや果肉の酸味は、柚子ほど強くありませんし(それなりに酸っぱいですが)、

甘味もありませんので、生食用にはむいていません。

主に加工して食べます。

マーマレードジャムや、皮の部分をピールにしたり、砂糖漬けのように煮たりして使います。

加工のやり方としては柚子と似ています。

 

 

今回は、こちらの黒糖を使って、鬼柚子を煮てみました(^O^)

 

 

 

まず始めに外皮をよく洗います。

 

 

次に薄くスライスし、重さを量っておきます(後で黒糖の量を計算します)。

果肉を外してスライスすることもあるようですが、そのままスライスしました!

 

そして苦みを和らげる為に、たっぷりのお湯で茹でこぼします。

(沸騰したお湯で5分ほど茹でて、ザルにあげてお湯を切ります)

鬼柚子をお鍋に戻しておきます。

 

 

黒糖を計量します。

スライスした後に量った重さの40~50%の量の黒糖を使います。(甘さはお好みです)

今回は800gでしたので、黒糖を350gにしました。

量った黒糖をお鍋に入れて、茹でこぼした鬼柚子と混ぜてしばらく置いてなじませておきます。

 

 

 

しばらくすると、水分が出てきた感じになるので、中火にかけます。

クツクツしてきたら、蓋をして弱火におとして煮ていきます。

焦げ付きやすいので様子を見ながら行ってくださいね♪

 

(※水分が少ないようなら、焦げ付かない程度に少量水を足しながら煮ます。)

 

 

20~30分煮ていくと、綿の白い部分が透き通ったような感じになり

出来上がり‼

 

 

 

 

全体にい~い艶の、程よい甘さに仕上がりました♡(*^^*)♡

 

そのまま食べても良し♪

パンやクラッカーに、クリームチーズと一緒にのせて食べても良し♪

紅茶や葛湯、ヨーグルトに入れても良し♪

刻んでお菓子を作る時や、ドレッシングに加えても良し♪

 

一度に沢山出来たので、色々な食べた方、使い方をして楽しめそうです(#^.^#)

 

「鬼柚子」が手に入った際には、是非お試し下さい!

 

 

冬至

 

 

2022.12.22

今年はこの日が「冬至」

冬至とは、二十四節気の一つで、

北半球では太陽が一番南にある状態の為、一年で最も夜が長く、昼が短い日です。

冬至の日は、”冬至に入る日”をいい、その日から次の二十四節気の「小寒」までの

15日間くらいを指します。

 

 

冬至を

「一陽来復」(いちようらいふく)とも言い、

 

”太陽が一番弱まった日であり、この日を境にして太陽の力が再び甦ってくる”

 

”太陽がが生まれ変わる日”

 

”陰が極まり再び陽に転じる日”

 

などと捉えられていて、

冬至を境に ”運が向いてくる” ”上昇運に転じる日” とも言われ、

世界各地で古くから冬至の祝祭が行われていました。

 

 

日本ではこの時期になると、

 

 

「かぼちゃを食べる」 「柚子湯に入る」

という風習がありますね♪

スーパーなどでもコーナーを作って一緒に並べて売られたりしているのを目にします。

 

 

 

では、

≪なぜかぼちゃを食べるのか?≫

色々な理由があるようですが、

 

●昔は野菜が不足する寒い冬の時期に、夏に収穫されて保存が効き、

 ビタミン・カロテン・食物繊維などの栄養のあるかぼちゃを摂って

 厳しい冬を乗り切る、体調を整える為にいただく。

(※かぼちゃも収穫後追熟させることで冬に美味しくなります!(^^)!)

 

「冬至の七草(七種)(ななくさ)」「冬の七草」と呼ばれる物があり、

 

ん、ん、ん、ん、ん、ん(うどん)”

 

これらは「ん」が二つ付く食べ物で、

 『運を盛る物に「ん」が二つ付くと”運”も倍増する!』ということから

 ”なんきん=南瓜”は”運気の上がる野菜”である。

 

(※「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、「ん」には今後良い事が巡ってくる、とも捉えられています)

 

●陰(北)から陽()に向かうことを意味する冬至に、”瓜”はふさわしい食べ物。

 

などの意味があるそうです(^^)/

 

 

 

かぼちゃと小豆を炊いた”いとこ煮”は、

小豆の腎を補う効能や、赤い色が邪気を祓うとも言われているので、

かぼちゃと組み合わせたおススメの食べ方になります♫

(※小豆の入った”冬至粥”もおススメ!)

 

地方によっては

「こんにゃく」を”砂おろし”と言って、胃や腸のお掃除にいただく所もあるみたいですよ(^O^)

 

 

 

≪柚子湯に入るのは?≫

 

こちらも理由は色々あるそうで、

 

●「冬至(とうじ)」=「湯治(とうじ)」という語呂合わせからきている。

 

●古くから「柚子湯に入ると、一年間風邪をひかない」と言われています。

 柚子には、”血行促進”し、冷え性を和やらげたり、身体を温めるなどの効果があることから、

 風邪などの予防になります。

 ビタミンCやクエン酸も含まれ、美肌効果も期待できます♡

 

●柚子はとても爽やかな香りがあり、リラックス効果もありますが、

 ”強い香りの元には、邪気が寄りつかない”とも言われていることから

 柚子湯に入る事は、”運を呼び込む前に厄払いするためのみぞぎ”の意味合い。

 

などあるそうです(^^)/

 

 

 

 

柚子湯に入ると柑橘系の香りが立ち上り、ほんとに癒されます(*^^*)

丸ごと入れて、切ってからネットに入れて、皮だけを入れて

お好きな方法で柚子を浮かべてみて下さい♫

(※いずれの方法も、多少刺激がありますので、肌のデリケートな方はご注意くださいね!)

 

 

 

寒い冬を乗り切るため、

かぼちゃを食べ、柚子湯に浸かり、心身を整え無病息災を願う…

 

 


生きていく上で欠かせない太陽は、

信仰の対象や暦の基準にもなってきました。

 

最近では四季折々の風習や習慣も薄れてきているのかもしれませんが、

そういったものには、

自然の流れの中に生活があり、

自然とともに調和しながら生活する上での

知恵や、様々な物に対する想い、

心の在り様が反映されているのかなと感じます。

 

 

ここ、自然と食と意識の学校では、

そういった事も、体験・体感し、学ぶ場所として

過ごしていただけたらと思います。

 

 

 

 

 

旬をいただく

食事を作る、何かを食べる

そういった時に意識している事の一つに、「旬」があります。

日本には四季があるので、露地栽培で採れる食材はその時々で変わってきます。

今は、ハウス栽培や工場生産の食材も多く、

普段買い物をするスーパーなどでは、一年を通して大体の物が手に入ります。

ですから、”食材の旬を知らない…”そんな方も多いのではないでしょうか。

 

 

身土不二】(しんどふじ) (※食の分野で使われる場合の読み方)

こう言う言葉をご存じですか?

直訳すると『身体と土地は分けることは出来ない』

そんな意味になります。

人間の身体は、自分が住む(居る)場所と切っても切れない関り(影響)があるということです。

 

大地は、その季節毎、場所毎に、

私たちの身体を整えるために適した恵み(食材)を与えてくれています。

ですので、その時その土地で採れた食材を意識していただくことは

心身の健康につながるということです。

 

 

 

福井県の冬の旬、冬の味覚と言えば「蟹」です!

和では蟹漁の解禁日に合わせて、夕飯に「せいこ蟹」(”こっぺ”とも言います)をいただきます。

この蟹は、雌の蟹で、大きさは小さく、

味噌をいただく蟹です。

 

今年もこの日に風家にいらっしゃるお客様に、ひじきさんが蟹食べ方をレクチャー♫

みんなで冬の味覚を味わいました。

 

 

 

今年は干し柿作りにも挑戦!

渋柿の皮を剥き、消毒のために熱湯にサッとつけて、

風通しの良い場所に干しておきました。

柔らかく仕上げる為に、途中何度か柿を優しく揉んで…

 

約二週間程で、いい色に仕上がりました‼

あま~い、柿の風味が凝縮された干し柿が完成しました♡

 

出来上がりまでは手間暇かかりますが、その分食べる時の楽しみは増し増しです‼(笑)

 

 

「旬をいただく」

 

 

 

親子で参加、夫婦で参加

 

 

 

 

家族連れでの参加が増えています。

子供さん連れのお母さん。

娘さんがお母さんといっしょに。

ご夫婦で。

家族全員での参加も。

 

もちろん家族で自然体験を楽しむのも良い経験です。

いっしょに畑で野菜を収穫したり、薪でご飯を炊いたり。

単なる観光とは違った自然の中でこその体験。

子供達だけでなくお父さんお母さんにとっても大切な思い出となることと思います。

 

飲食店を経営されているご夫婦は、

いっしょにご薪ご飯炊きからダッチオーブンでの調理までを楽しんでいただきました。

お客様が参加する形式での料理提供スタイルに、大きなヒントを受け取られたようです。

新しい店のスタイルに取り入れたいと喜んでいただきました。

 

 

 

そして風家は、

楽しむばかりの場所ではありません。

ご夫婦で、親子で学びに来られる方もいらっしゃいます。

ここは無意識の仕組みから人間関係や親子関係を見直す場でもあります。

 

早いです。

共通の仕組みを基に互いを自分自身を見つめ直すことは。

驚くほどの短期間に長い間のよじれを解消することが可能になります。

 

お互いが長年続けてきた箱に入ったままでは解決できなかった問題が、

お互いを観る新しい視点を持つことで、

思ってもみなかった変化を起こします。

 

自然の循環と調和の中で、

絡まり合ったもつれた糸をほぐしてみることもお勧めします。